俺のロシア体験記

ロシア大好き天パブロガー

ロシアの昔話 マロスコ

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こーゆー暑いときには?

 

最近あついですよねー。そんなときは・・・ヒヤッとするような小話とかいいですよね。ちょうど以前ロシアの友達からマロスコという小話を聞いたことがあったので紹介しようと思います。昔話なので、もしかしたら語る人によって多少のストーリーの違いはあると思いますが、まあ、気軽にロシアの小話をお楽しみください。

 

 

マロスコ

 

昔々、あるところに二人の娘がいました。二人はおじいさんとおばあさんのもとで暮らしていました。(娘をアンナとサーシャという名前にします。)アンナは忙しい親によって近所のおじいさんと(いじわるな)おばあさんのもとへ預けられた子供でした。そのため、必要以上に手伝いをさせられたり、嫌がらせを受けたりとつらい目に合っていました。一方のサーシャは孫娘だったので、甘やかされて育ちました。

 冬のある寒い日おばあさんは言いました。

「アンナ、あんたこれから森に行って水を汲んできてちょうだい。」

本当は行きたくないですが住まわせてもらっている以上行くしかありません。アンナは凍てつく寒さの中、森に一人で出かけるのでした。

 

森はあたり一面雪。そして風も吹いていたのでとても寒かった。そんななかアンナは水を汲みに行ったのです。

「ああ、なんという寒さなのかしら。」

かじかむ手をみながらアンナはつぶやきました。

彼女はそれでも森の中を歩き続けました。すると突然、吹雪に見舞われました。そして、目を開けてみると目の前におじさんがたっていました。まるで、マロース(厳寒、非常な寒さのこと)から現れたようなおじさんでした。そう、まさに冬将軍のような。

彼はいいました。

「お嬢ちゃん、こんなところで何をしているんだい?」

アンナは答えました。

『森へ水を汲みに来たの』

すると、おじさん(マロース)は

「そうか、それは大変だったね。そんな君にはこれをあげよう。」と

金に輝く宝物をプレゼントしてくれました。

『ありがとう。』

というとマロースは静かに消えていきました。

 

アンナは家に帰っておばあさんにそのことを話すと

「なんで、あんたが。サーシャならかわいいからもっともらえるに違いない。」

と今度は孫娘のサーシャに行かせることにしました。

 

サーシャは森の中を進みます。

おばあさんは性格が曲がっていたので、孫娘のサーシャも性格が悪いのでした。

 

しばらく進むと、マロースが現れました。

マロースは言いました。

「お嬢ちゃん、こんなところで何をしているの?」

サーシャは言いました。

『いいから、はやく宝物をよこしなさいよ!

あんたがくれるのは知っているんだからただよこせばいいのよ。

さあ、はやく!』

と大変失礼な言い方で言いました。

すると、マロースは

「そうか。じゃあ、君にはこれをくれてやろう。」

とサーシャに吹雪のように冷たい息を吹きかけました。

 

・・・

 

サーシャは一瞬のうちに氷づけにされてしまいました。

その氷が解けることは、二度とありませんでした。・・・

 

まとめ

 

はい、どうでしたか?最後急展開でしたよね。ヒヤっとした方が多かったのではないでしょうか。僕がロシアの子に教えてもらったのはこのような内容でしたね。おそらく地域ごとに内容が変わったり、続きがあったりするかもしれません。でも、その子の地域ではこのような内容でした。昔話や小話はその国の特徴があらわれるので面白いですよね。やはり、ロシアは寒さに関する話が多いのでしょうか。みなさんもいろんな小話に触れてみてくださいね。