ロシアのお酒ウォッカ
ウオッカ− 度数40度を越す強いお酒であり、ロシア人が愛するロシア代表のお酒です。
ロシアについてあまり知らない人でもウォッカは知ってる人が多いでしょう。
でも、ウォッカってそもそも何?
酒なのは知ってるけどなんでそんなロシアで人気なのか知ってる方は少ないのではないでしょうか。
今回はそんなウォッカについてのちょっとした豆知識を教えます。
【目次】
ウォッカとは
”大麦、小麦、ライ麦、ジャガイモなど穀物を原材料とし、蒸留後、白樺の炭で濾過して作る。このため、エタノール成分を除けばほぼ無味無臭無色である。”
引用元 wikipedia
とあるように穀物を原料にして白樺の炭でろ過して作られます。
ウォッカの起源は諸説ありますが12世紀のロシアの地酒がもとになっているという説があります。14世紀にはブドウを原料にした「命の水」という蒸留酒が広まったといわれてます。
名前の由来
そんなウォッカですが、名前の由来を知ってますか?
ウォッカはロシア語でводкаと書くのですが、これは英語のwater (вода) から来てます。つまりロシア人にとって酒じゃないんです。水なんですよ。
ロシア人は愛称系を使う
ロシア人はよく愛称系を使うんです。
愛称系とは日本で言えば、あめちゃんとか、みかちゃんとか親しみを込めていう言葉です。
例えば、エリという女の子がいたとします。
それに「チカ」をつけて「エリーチカ」と呼ぶと
えりちゃんっていう意味になるんです。
愛称系は日本語でいうあだ名みたいなものでしょうかね
他にもかばんとか、お嬢さんとかにも愛称系を使うのですが、ウォッカにも使われているんです。ウォッカの由来である、水 вода(ヴァダー) に チカをつけると
ヴァダーチカで言いづらいのか チ がぬけ、アクセントが前の方にきたことによってヴォットカ日本語では、ウォッカとなりました。
ま、ようは お水ちゃんって意味ですね。(・∀・)
ロシア人にとって
ウォッカは水のように大事な飲み物のようですね
とくに男性にとっては。
ロシアで進むウォッカ離れ
さて、そんなロシアを代表するお酒ウォッカですが、どこの国でも世代によって習慣は変わってくるようで、最近は若者のウォッカ離れが進んでいるようです。
ロシア人でもお酒を飲まない人も出てきているようです。そう考えるとロシア=お酒というイメージは変わりつつあるのかもしれませんね。
ちなみに、最近ロシアで人気なのはビールだそうです(笑)
意外ですよね(笑)。