ハラショーって知ってる??

学生が伝えるロシアの豆知識

中学生の僕が剣道8段のおじいちゃんと戦った時の話

 

あれは中学生の頃

 

中学生が熱中するもの・・・

 

そのランキングの上位に上るのは部活であろう。

 

筆者は中学生の時剣道部に属していた。

 

 

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暑い夏の日も寒い冬の日も日々竹刀を振って練習に取り組んでいた。

 

 

練習を重ねると技のバリエーションも増えてそれを試合で実践できるとうれしかった。

 

高校や大学になると互いの読み合いとかが試合の中心になってくるのだが、中学生のうちはやはり、スピード勝負の面が強かった。

 

できるだけ早く、正確に打てるように練習をこなしたものだ。

 

 

そんなある日地元の体育館に8段の先生が来てくれることになって合同稽古をやらせてもらう機会があった。

 

 

剣道の段とは

 

ちなみに読者は段というものを知っているだろうか。

剣道や柔道などで使われる強さのレベルを表す値のことだ。 

 

級は数字が小さいほど位が高い

3級より1級の方が上である。

 

一方で段は数字が大きい方が位が高い

初段より3段の方が上なのである。

 

また、次の段を受ける際は

その受かった段の数字×年数の修行を積めば受験資格を得る。

例えば、2段を取得した場合次に3段を受けるのは2年後

3段を取得したら、4段は3年後・・・というように

非常に時間がかかるのである。

 

また、一発で受かるとは限らない。

 

ましてや最高段の8段はなかなか取れるものではない。

 

つまり、8段をとった人はめっちゃすごいのである!!

 

さて、合同稽古で地稽古の時間になった。地稽古とは本番の試合のようにお互いの技を出し合いながら戦う、いわば審判を立てない仮試合のようなものだ。

 

もちろん筆者は8段のおじいちゃんとやってみたかったのでその列に並んだ。

 

なかなかの緊張感だった。

 

そして、自分の番になった。

 

いざ決戦へ

 

 

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剣道のルールをざっくりいうと竹刀で決められた有効打突部位、面、小手、胴のいづれかを打てればいいのである。

 

一本かどうかの基準としては当てたときにそれが刀だったら切れているかどうかというのが基準である。

 

 

さて、竹刀を構え、8段のおじいちゃんとの戦いが始まった・・・

 

さすがは8段すごいオーラを感じた。

 

 

ハンターハンターを知っている人ならネテロ会長をイメージしてほしい。

 

まさに、あれぐらいのオーラがあった。

 

 

最初はどう攻めたらいいかと考えていた。

 

 

だが、戦いが始まってから筆者は一つ相手の弱点を見つけた。

 

それは・・・

 

足が震えてるのである!!

 

いくら8段といえ、70後半のおじいちゃん

 

一方こっちは10台の少年。スピードなら歩があると思った。

 

しかも、普通の同世代の相手ならなかなかスキを見せないが、このおじいちゃんは正面ががら空きだった。

 

 

これは先手必勝だろう・・・

 

 

ってことでタイミングを見計らって面をうちに行った。

 

明らかに、こっちが先に打ちに行ったし、タイミングはばっちりだ

 

 

これはもらったぜ(・∀・)☆彡

 

と思った時信じられないことが起こった

 

 

自分が振りかざした竹刀が相手の面にもう当たるかと思われた瞬間

 

おじいちゃんの手がものすごい勢いで動き(いや、実際目に見えなかった)(というかさっきまで腕の動きもゆっくりだったのに)

その竹刀が僕の頭に直撃したのだ。

 

 

 

何が起こったかわからなかった・・・

 

 

それほどの一瞬の出来事だった。

 

 

どのくらい速かったのか

 

感覚だが数字にするなら、

 

自分が面を打ち終わるまでに1.5秒かかったとすると

 

おじいちゃんは面を打ち終わるまでが0.2秒くらいの速さである。

 

 

 

さすが8段・・・

 

 

今思えば、あのがら空きだった面もわざとスキを見せていたようにも思える。

 

  やはり強い人、うまい人とやるのは刺激になる。

 

剣道は奥が深いなと感じた日だった。

 

今は少子高齢化社会で老人が増えたわけだが

 

その辺で散歩しているおじいちゃんも何かの達人かもしれないね。